2004年4月29日=ファンダイビング

ふら〜っとショップを覗いたら、イントラが一人、暇そうにしていたので立ち寄る。
29日に唐津のツアーがあると言うことで誘われる。
最近ちょっと、仕事が落ち着いているし、派遣も呼ばれることがなくなったから、祭日出勤はないかな、と思い、ビーチかボートかが決まっていなかったが申し込む。
現地集合だから1週間前に荷物を預けても大丈夫なことを確認。
と、よく見るとショップには別のイントラが奥にいた。
始めてみるイントラで誰かと聞いてみれば、なんと新店長。
突然1日付けで店長交代らしい。
なんと落ち着きのない会社なんだ(笑)。

前の店長の送別会が27日。
出席できると思えなかったのだが、仕事が順調に終わってしまい、挨拶と情報収集をかねて参加。
かなりの数の出席者に圧倒され、ろくに挨拶できないまま1次会で退散。
わずかに集まった情報によると、これからすべてのツアーが現地集合&現地解散になり、今まであったツアーのいくつかがなくなってしまうらしい。
なくなってしまうツアーの中には、ずっと行きたいと思っていたのに行けなかった場所も含まれており、かなりがっかり。
また、現地集合&現地解散というのも、足のない私にはかなりつらい情報。
行ける場所も減って、いっそ、ショップ替えするかなぁ…。

と思ったことはとりあえず置いておいて、その送別会でツアーに行くイントラから9時に西唐津駅に集合、とだけ伝えられる。
列車の時間がわからないけれど、それは自分で調べるか、どうせビーチかボートかを聞いていないから、翌日にもう一度電話があるかな?と思ってそのまま帰宅。
が、翌日、ショップから入る様子のない電話に、自分から電話。
9時に西唐津、ということだったが、8時27分着と9時18分着のどちらに乗ればいいのか、と言うことと、ビーチなのかボートなのかを知りたかったのだが、担当イントラがプール講習中とかで、別のイントラが「電話させますが、9時18分で大丈夫だと思いますよ」という言葉を信じる。
列車の時刻は1時間も違うので、絶対確認をとっておきたかったのだが、なかなか連絡がこない。
22時すぎてやっときた電話に、「9時18分発の列車でいいいですか?」と聞いたら、その前の列車に乗ってくれ、という。
既に他のお客さんに9時半集合と言ってしまったらしい。
ついでにやっとこの時点で、ビーチになったことが判明。

そして、当日。
早起きの父親に、駅まで車で送ってもらう。
が、早く出過ぎて…おまけに寄ろうと思っていたコンビニが駅周辺に見あたらず、商店街反対側のパン屋さんまで行くはめに。
それでも時間が余って、人気のない列車の中で食べるつもりだったパン、ホームで食べてしまった。
ホームでパンなんか食べている姿、知っている人には見られたくないなぁ…。

列車は約1時間の乗車。
乗り慣れていないせいか、珍しく眠くならない。
手に入れたばかりの携帯で暇をつぶしながらの一人旅。
なんか、さみしー。

駅を降りたところであたりを見渡しても、見慣れたロゴをつけた車がない。
駅前でなくて、別の場所に迎えが来るのかな?と思い、前日に教えてもらったばかりの携帯に電話。
と、思いきや、登録してくるのを忘れた!登録するつもりで書いたメモも…。
家に電話して親にメモを探してもらい、やっと連絡。
すると急に担当イントラが替わったらしい。
23時過ぎに担当交代した、ってこと…?いいけどさ…。
とりあえず担当イントラにはすぐに連絡とって、かけ直します、ということだったのでおとなしく待つ。
実際、2〜3分後には連絡がかかってきて・・・・・言いにくそうに、申し訳なさそうに言われた言葉。
「すみません、まだ城南にいるらしくて…タクシーで行ってください。」

マ、マジですかぁぁぁ!?

まぁ、タクシー代はちゃんと出してくれるというし、タクシーなら場所がわかるだろうし、と思って乗り込んでみれば…タクシーの運転手、場所、知らないって。
今回のツアー、どうなるの?????

もう一度イントラに電話して、場所を説明してもらい、やっとお世話になる唐津マリンスポーツに到着。
おそるおそるショップに入ってみると、気の良さそうな奥さんがニコニコしながら、いや、(かなり)笑いながら「連絡もらっています〜タイヘンでしたね〜」と迎えてくださる。
いやもうホント…。
しばらくの間、携帯で遊んでいるうちに、別のお客さんが既に来ていることが判明。
ショップの方が呼びに行かれる。
またちょっと待っている間に、以前にもご一緒させていただいたベテランダイバーさんが到着。
すでにイントラ遅刻の連絡は行っているようで、「先にセッティング始めちゃいましょうか?」と言うものの、私だけでなく、もう一人も機材を預けていて、セッティングすらできない。
「じゃ、今日潜水するポイントを見に行きましょう」という言葉に、実際に潜るビーチへ。
というか、すぐ側(歩いて1〜2分?)だった。
機材を背負う場所から実際にエントリーする場所までは本当に近いんだけれど、身長が低い上に、端所恐怖症で歩幅の狭い私にはちょっと苦労しそうなエントリー場所だ。
でも、階段じゃないだけましかな?多分、一番後ろからついていけば大丈夫でしょう。
ショップに戻ってちょっと雑談している間にやっと、イントラと、最後のメンバー(場所がわからなかったらしい)が到着。
やっと、今日のメンバーがそろった。

「すみません〜」と謝りながら、荷ほどきをしながら、初ダイブとなる2人に説明しながら、私のドライホースもつけてもらう。
が、なんかまだ、古いもののような…まぁ、この前のもののように、ガチガチに堅くなっていて自分じゃつけられないようなものじゃないからいいけれど。
で、なぜか私は既に30本くらい潜ったダイバーという情報が流されていたらしい。
100本とか200本潜ったような人たちは関係ないけれど、20本とか30本というのはまだまだレベル的に差がある状態だぞ。
(まぁ、私は他の20本ダイバーより特にレベルが低い気がするけれど…)

カメラの水没チェックは、1度目はなんか不安で引き上げて、もう一度じっくりセッティングしなおした後、ベテランダイバーさんに一緒に見てもらい、OKをもらう。
危ない場合は小さな泡がぷくぷくと上がってくるらしいが、どの程度で、どういう風に上がるのかがまだわからないうちは不安。
やっぱり、イントラとか(今回はイントラがバタバタしていたからベテランさん)に一緒に見てもらう方がいいな、と思った。
追加トレーニングを受けて、いつも通り耳抜きの不安を申告して(でも今回はN1の講習と一緒だから、気にならないとは思うとも言ったが)、お借りした軽トラに機材を乗せていざ、出発!
と言っても、本当にすぐ側なんだけれど。
カメラもだけれど、マイ機材もまだ2回目。
タンクベルトを締める要領がまだ今ひとつ、つかめていない。
でも、だいぶん手順に慣れてきたような気がする…というか、いい加減できなきゃいけないんだけれど…。
今回、ファンは私だけで、N1初ダイブが2人、ベテランさんはどうやら、イントラになるための講習でN1の人たちや私につくらしい。
スペシャリティーすらとるつもりのない私には遠い遠い世界だ。

Serial Dive No.
23
Date
2004/04/29
Location

唐津(北浜ビーチ):佐賀県唐津市

Weather Conditions
晴れ
Wind
Air Temp.
25度
Bottom Temp.
16度
Water Conditions

Horizontal Visibility

5〜6m

Tide
若潮
The amount of Pressure
90kg/cm'
Bottom Time
33min
Max. Depth
4.2m

久しぶりのビーチ。
N1と同じようなレベル(要するに手間取った)でのエントリー・・・私ってもしかして殆ど進歩していないのか!?
まぁでも、さすがに手間取ったのはエントリー口でフィンを履くときだけで、潜行はスムーズ…私にしてみれば、というレベルでだけれど…でも久しぶりのビーチなのに、割合スムーズにロープ潜行できた(あくまで私レベルではの話だけど)のは素直に嬉しかった。
ちなみに潜行はベテランさんが一緒に来てくれた。
潜ってみると、ちょっと濁っているのが残念。
砂、というより、浮遊物かな。
N1達が初潜行に手間取っている間にそのあたりをふらふら。
3人が潜ってきたところでイントラとベテランが交代。
今度はイントラにつれられて近場を探検。
でも、魚が少なくてちょっと、残念。
カメラを持って入ったのだが、モニターのフードをつけていなかったので、画面が殆ど見えない。
適当に撮したわりには後で見てみると以外と撮れていたのが嬉しかった。
そうそうイントラが作ってくれたワッカがきれいに撮れていたので、いつかそれで壁紙とか作ってみたいな…夢で終わりそうだけれど(笑)。
見た生き物は、カニ(タイワンガニ??)、ヒトデ、カワハギ、ホンベラ(多分、赤ちゃん)、そしてなんと言っても巨大なアメフラシ!!
あまりの大きさにカメラに写りきれなかったという…いや、単なる私の技術不足ですけれど。
上がってきてみれば、残圧の多さにびっくり(ちゃんと途中で確認していたんだけれど、改めて)。
浅瀬で、ベタ凪で、しかも人が少なくてかなりのんびり、気持ちよく潜れたからだろうね。
N1ダイバーさん達は初めての海にかなり緊張しただろうけれど、私の時に比べれば…あの時の話は既に伝説になりつつありそうだよなぁ…。

一度上がってきたら休憩をかねての昼食。
関西出身イントラの話がおもしろいんだけれど、テンポについていけない…。
まぁ、私は誰のテンポにもあわせられないのかもしれないけれど…。
それにしても…よく食べる人だと言うことは確かだ!
だって、お昼を持ってきてしまったというベテランダイバーさんのお弁当まで食べてしまったぞ…。
私があまり食べないだけ…ではないはずだ。
食べ過ぎて気持ち悪くなったりしないのかなぁ?

Serial Dive No.
24
Date
2004/04/29
Location

唐津(北浜ビーチ):佐賀県唐津市

Weather Conditions
晴れ
Wind
Air Temp.
25度
Bottom Temp.
16〜17度
Water Conditions

Horizontal Visibility
5〜6m
Tide
若潮
The amount of Pressure
70kg/cm'
Bottom Time
30min
Max. Depth
4.5m

いくらコンディションが良かったとはいえ、この消費空気量は大丈夫なのかな?
ちゃんと私は水中で呼吸できているのかな?ま、できていなかったらやばいけれど。

気温もだけど、水温もずいぶん高くなってきているようで、今までのアンダーだとちょっと暑いくらい。
今度はイントラと徐々に潜行していくという私の一番苦手な潜行パターン。
でも、波がなかったせいか、これも割とスムーズに潜行できて嬉しい。
ただ、耳抜きのタイミングがちょっとまだつかめていないかも。

ヒトデ、ハゼ、サザエ、ベラ、ギンポを見た。
あと、アオリイカの卵袋があったけれど、抜け殻だったのは残念。
ウミウシも見つけられなかったなぁ…。

ドライで浅いのはやっぱりまだちょっと苦手。
かと言って、ウェイトをこれ以上、重くはしたくないし…。
移動しないときはなるべく地面近くに這うように中性浮力をもっと上手に取れるようになりたいと思った。

帰り、イントラに西唐津駅まで送ってもらう予定だったのだが、ベテランさんが「前原くらいまで送りますよ」と声をかけてくださったので、素直に甘えることにした。
ら、なんと結局、家のすぐ側まで送っていただいてしまい、ちょっと申し訳なかった。
しかも、ガソリン代受け取ってもらえなかったし…たまたま鞄の中に入っていたおつまみ昆布を強引に残してきたけれど…嬉しいけれどちょっと気が引けるかな。

そして、後日談。
このツアーでさんざん不安がらせた(前日の確認の時からだし)上に待ちぼうけさせたお詫びと言って、別のイントラが担当イントラのいる前でウェイトバッグ2個と、ウェイトベルト&バックルのセットを7000円近くするのに4000円まで安くしてくれた!!
このタイプって、腰への負担が少ない奴で、実はちょっと欲しかったんだよね〜!
「他にも欲しいのがあったら、今のうちだよ」と言ってくださったんだけれど、その時は思い浮かばなかった。
後で考えたら、ナイフとか指示棒とか水中ノートとか言えば良かったんだよね。
ま、そういうのは今のところ、特に欲しい物じゃないから思い浮かばなかったわけで、だから別の機会でいいけれど(これ以上増えると身動きできなくなりそうだし)。
それにしても、いつの間にかにずいぶんと機材が増えたなぁ…。

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