2004年１月11日＝海洋実習＝

本当は年内にとってしまうつもりだった、スポーツダイバーのライセンス。
残りはビーチ講習だけなのだが、辰口のエントリー口を避けている私は、なかなかツアーをくめない。
が、唐津でやれると聞き、申し込む。

この日お世話になったショップは唐津マリンスポーツ。
唐津の予定だったのだが、唐津の海が荒れていたため、急遽呼子で潜ることに。
呼子の港まで車で行って、そこから２組に分かれる。
他のショップのお客さんと一緒で、私が乗った船は初級レベルのお客さんばかり。
どちらかと言うと小さな船で…揺れました。 酔わなかったけれど。
私はイントラとマンツーマン。
他のツアーのお客さんたちに比べるとちょっとレベルが高かったらしく、最初に潜らせていただくことになった。
が、流れがあって…ちょっともたついている間に、フロートが行方不明に…ウェイトもかなりたくさんつけていたにも関わらず…。
そんなんで潜って大丈夫なんだろうか？と不安になりつつ、エントリー。
中に入ると、以外に透視度はよくてきれいなんだけれど、やっぱり、流れがある。
イントラがなんとかロープを張ろうとするけれど、なかなかうまくいかない。
マスクに髪の毛を挟んでしまったようで、なんとか、はずしてクリアしようとするが、それもうまくいかない。
ついに、何の講習もせずにエキジット。
どうやら他のショップのツアー客も同じような状態だった様子。
みんな似たり寄ったりの初級者たち。
２本目は加唐島の湾内で…という話でまとまる。

湾に戻りしばらくすると、ベテランチームがやってきた。
が、そっちも、成果はあまり芳しくなかったらしく、また、具合の悪くなった人もでて、その顔色の白さにこっちまでつらくなりそう。
暖かいカップラーメン（うどん）を食べ、ベテランチームはそれでも船で沖へ。
初級者チームはそれぞれのショップがそれぞれ、湾内にエントリー。

とりあえず目的は講習クリア。
まずはコンパスナビゲーター。
巻き上げられた砂でかなり悪い視界の中、休み休み四角形を描く…のは、ギリギリセーフ。
続いてサーチは、コンパスサーチ。探す物はイントラのウェイトなんだけれど…ちょっと人気の少ない場所でやったせいか、目的物が見えまくり。
おかげで難なく、クリア。
その勢いで三角形も描いて、ラストはリカバリー。
空気はちょっとでいい、と聞いていたから、ちょっとしか入れていないつもりだったのだが、リフトバックが急上昇してしまい、オクトパスが絡まっていて怖かった。

一通りの講習を終え、無事ＯＫをもらう。
が、せっかくきて、酸素もまだたっぷりあるのに、何の魚もみないまま、というのはちょっとつまらなくなり、ちょっとだけ、ファンダイビング。
講習していた場所をほんの少し、離れると、透視度が急にあがって、それだけでほっとする。
でも、やっぱり、魚はすくなくて、ルリスズメやクサフグ、ヒトデ、サザエくらいしか見あたらない。
やっと見つけていただいたのがコノハミドリガイ。
実はこの名称、後日知ったのであって、当初イントラはアメフラシの子供、なんて言っていた…。

呼子湾までの帰りの船は、ベテランチームがのった大きな船に便乗させてもらう。
ほとんど揺れず、快適だが、ちょっと寒いっ！と思っていたら、ダウンコードを貸してくださった。
防寒対策、考えなきゃね…。

唐津のショップに戻ってシャワーを浴びていると、どうやら他のショップの女の子、一人水没したらしい。
全身ずぶぬれに…。
ああだけは、なりたくないなぁ…でも、いつか、なりそうだけれど。

さて、今回のこの講習で、目的のスポーツダイバーライセンスの講習はすべて終了。
残りの筆記試験も、２月11日に無事、クリア。
当分は、遊ぶぞ〜！

追伸：
この日はショップ主催の新年会がこの後、行われていた。
私は後になって知らされたのだが、この日を最後にスタッフの一人が辞めた。
お世話になっていたスタッフだったから行かなかったことをちょっと後悔したのだが、それと別にもう一つ、後悔したことがあった。
それは、ショップに戻ってきたとき、既に新年会スタートの時間だったため、レンタルレギュに取り付けられたドライホースを返してもらい損なったのだ。
いくらスタッフが慌てていたからと言って、その時に返してもらわなかったこと、後からかなり、後悔した。