2003年12月21日=ファンダイビング

12月12日21時過ぎ。
仕事(残業)中に入った、一本の電話。
「今度、蒲江に行きますが、行きませんか?」
蒲江と言えば、前回、講習で行ったけれど、初めて「楽しい」と思えた場所。
仕事の山場は18、19の筈だから、大丈夫。
そう思って申し込む。
と…入ってくるのが仕事。
でも、前日までに無事、終わらせて参加!

その、前日。
詳細を確認しにカウンターへ寄ったら、前回、講習してくださったイントラがカウンターにいる。
で、前回、エントリーの際にフィンの着脱に手間取ったため、一つ上のサイズのフィンを試しませんか、と言われる。
確かに、かなり手間取ったため、試してみることに。
一つ上のサイズのフィンを試すということは、サイズがあがって履き安さがあがるだけでなく、フィンそのものの大きさが変わるわけで、そうすると、水の抵抗が大きくなり、キック力も必要になってくる。
それだけでなく、フィンのゴムの柔らかさも、今までより堅いフィンになるので、うまくキックできれば問題ないだろうけれど、私の脚力で対応できるのか、ちょっと不安。

Serial Dive No.
11
Date
2003/12/21
Location
蒲江(三つ子岩手前):大分県南海部郡蒲江町
Weather Conditions
晴れ
Wind
北西
Air Temp.
13度
Bottom Temp.
20度
Water Conditions

なぎ

Horizontal Visibility
7m
Tide
中潮
Air Consumption
140kg/cm'
Bottom Time
44min
Max. Depth
14.3m

今回も前回と同じく、大分県マリンカルチャーセンターのお世話になる。
参加メンバーは、私とほぼ?同レベルが女性二人+男性一人に、イントラ一人。
もう一チームが男性4人にイントラ二人の、ベテランチーム。
私もいつか、ベテランチームに…あと3年後くらいの話か?

今回、初めての装着は、もちろんMサイズフィンもだけれど、もう二つ、冬の必需品、ドライグローブ(\8200:XXSサイズ)とフード(\6000:テープ巻きタイプ、ネイビー)。
ついに、買ってしまいました…。
ちなみに、このツアーのお値段、\23100
やっと出たボーナスは、全てダイビングにつぎ込んでしまった…いいけれど。

さて、今回も1本目は船で5分くらいの場所。
前回と近いけれど、前回よりはちょっと、沖側。
またバックロールエントリーなんだけれど、今回は最初がちょっとだけうまく、エントリーできた。

のに…。

ふと気が付くと、フィンが片足、水中へ落ちて行くではないか!?
イントラが慌てて潜って拾ってきてくださったのだが、つけていただいて手を離した瞬間、また…。
どうやらバックルが壊れているらしい…。
仕方がないので片足レンタルフィン、もう片方はイントラのフィン。
これがまた、でかくて、堅いんだわ…利き足の方だったから、なんとかなったようなものだけれど。
結局、左足でキックして、右足ではバランスを取るのみ、の状態。
ボートでなかったらとても着いていけない状態でした。

さて、初使用のドライグローブとフードですが、ドライグローブはXXSサイズのはずだけれど、それでもやっぱり私にはちょっと大きすぎたようで、まるでミッキー○ウス手袋(指先がおおきいやつ)状態。
水がジャブジャブ入ってきていたけれど、やっぱり暖かいのは確か。
フードは、テープ巻きタイプの方が水が入りやすい、とは聞いていたけれど…こんなに入るものなのかな?
髪がからまないから、マスクはかけやすかったけれど、外に出す面積が狭いせいか、装着はし辛かった。
慣れる、というか場所を覚えるまでちょっと、時間が掛かるかも。

水中は、相変わらずたくさんの魚が泳いでいました。
が、途中、突然酔ったような状態になり、なんというか、目が回る感じで、びっくり。
窒素酔いなのか?と思い、もしそうならちょっと浮上して岩に捕まったらいいはすだけれど…ちょうど砂地ばかりで岩がない。
イントラに知らせようと思うにも、イントラはこちらに背を向けている。
どうしよう?と思いつつも、着いて行っていると、突然、回復。
後で聞いたら、徐々に深いところに潜っていくとき、気が付かないうちに耳抜きができてない状態になることがあるらしく、その状態だったのだろう、ということだった。
多分、もうちょっと深いところまで潜っていたら、痛くなったりするくらいの微妙な深さだったのだろう、と。
そして、そういう時の対処法もやっぱり、ちょっと浮上して耳抜きをしたらいいらしい。
やっぱり、耳抜き、大切だ…。

今回見せていただいた魚は…
伊勢エビ、アオウミウシ(青の色はやっぱりキレイ!形は不気味だけれど…)、イトヨウジ(まるでミミズ)、ミツボシクロスズメダイ(三つ星なんか全然見ていなかったけれど)、スガシカシパン(本当にパンの形…割とあちこちにいるらしいが、初めてみた!)など。


Serial Dive No.
12
Date
2003/12/21
Location
蒲江(のうざか):大分県南海部郡蒲江町
Weather Conditions
晴れ
Wind
北西
Air Temp.
12度
Bottom Temp.
20度
Water Conditions

なぎ

Horizontal Visibility
8m
Tide
中潮
Air Consumption
130kg/cm'
Bottom Time
45min
Max. Depth
11.5m

前回、ディープの講習をしたポイントと同じポイント。
今回はわざわざディープを目指す必要はないので、ディープになる手前の所での潜水。

フィンは、バックルが壊れたフィンで、バックルの部分のみ、持参していた自分のフィンのバックルで挑戦。
案外、このサイズでも、大丈夫かもしれない。
いつもは、私だけが潜降に時間がかかるのに、この時はスムーズに潜降できた。
しかも、後半になっても、急浮上なし。
それどころか、 ラストの浮上の時は、かなりいいタイミングで浮上していけた気がする。
ちょっとずつでも上達できているような感じがして、嬉しい。
上達できているのかどうかの目安、というわけではないけれど、タンクの残圧も結構あって、イントラにそれをほめられたのも嬉しかった。

今回見せていただいたのは…
シマウミスズメ(ハコフグの仲間)、トラウツボ(小)、キイロイボウミウシ、コノハミドリガイ(4mm位の大きさ)、チジミトサカ、トゲトサカ、キリンミノの幼魚、イワシの群(群でいたから大物が来るかと思ったが、ただの移動だったらしい)、ヤドカリ、オトヒメエビ(かなりデカイ、というか、年寄りで、紅白の色がぼやけていた)、タツメミガイ(紫色の煙を吐いた)、ツユベラの幼魚。
ウツボの餌付けって、初めて見た訳じゃないけれど、正面から見るとあれって、エサをねだる雛だと思わない?

浮上してきてみたらベテランダイバー達は既にみなさん、船の上。
私達がよろよろと乗船したのを見届けて、再び潜降。
どうやらディープでおもしろいポイントがあったらしいが…さすがベテランさん達だ…。

で、初心者4人はぼけっと船上で待っていたわけだが、後で考えればその間に器材を片づけなくてはならなかったんだよね、ただでさえ時間が掛かるんだから。
ちょっと、反省。
ベテランダイバーへの仲間入りは、まだまだ先の話のようである。

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