2003年8月16日=講習6回目(海洋実習)=

この日に2回目の海洋実習にでることは、実は1回目が終わって間もない頃の、かなり時期に決まっていた。
申し込んだときはまだ、近場に行くか、遠出するかすら決まっていなかったので、「決まる前に申し込んでしまえば決めますよ」というイントラの言葉を受け、私の確実に休めるこの日に申し込んでおいたのだ。
申し込んだだけで近場、という以外、場所が未決定だったのだが、実習の2〜3日前に偶然、プールでイントラに会ったので「どこに行くのか」と尋ねたところ、「志賀島」という言葉であった。

ところが前日の15日、集合時間を聞きにショップへ寄ったら、突然、唐津へ変更になったという。
しかもその時点では「もしかしたら現地集合になるかもしれません」とか。
どうやらファンダイバーが予定以上に増えたかららしい。
詳細が決定するという時間を過ぎて再びショップを訪れたところ、やっぱり現地集合になったとか。
現地と言っても、私は足がないので、JR筑肥線の西唐津駅までは迎えにきてもらえることになったのだが、問題は器材。
重器材はレンタルするから良いとして、軽器材。
軽、と言っても結構かさばるし、重い。
分かっていたら早めに持ってきて預けていたのに…ということで、一度家に帰って、父親を宥めて車で運んだ。
自分専用の自家用車、欲しいかも…。

ところがその夕方、突然電話が入ってきた。
…恋の浦に変更だと。
しかも、ショップ集合で、集合時間も朝9時。
ま、楽になったからいいけれど。

そして、当日。

予報では、雨。
空気がべたっとしていて、いかにも「降りそう」な空気。
案の定、ショップに着いたときは既に土砂降り。
ほんとに、潜るの!?

この日のメンバーは4人。
あれ?もっと多かったような…。
実は、唐津は風向きが悪くて、ファンダイブの方は中止になったんだと。
で、近場の講習ダイブだけ、実施することになったというわけ。
ついでに言うと、講習ダイバーも当初は5人の予定だったのだが、なぜか一人、どうしても連絡がつかず、キャンセル。
いい加減な奴だなぁ…一緒にならなくてよかったかも。
講習生4人のメンバーの内訳は、私と同じ、N1の2回目がもう一人と、1回目が2人。
担当インストラクターは、前回と同じ2人で、私の担当はどうやら前回と同じ人の様子。
止みそうにない雨を眺めつつ、車は出発。

途中、都市高速を利用したため、予定よりスムーズに目的地へ到着。
しかし雨が止む様子はまだ、見えず。
さすがに海水浴客は居ないが、私達と同じように潜りにきたらしき、ダイバー達がちらほら。

ところで、知っている人は知っているだろうが、恋の浦というのは先日の二見ヶ浦とは比べ物にならないくらい、狭い場所なのである。
しかも、駐車場は一番奥に狭いのがあるだけ。
本当は潜航ポイントの近くに車を置いておきたいのだが、ショップの車はワゴンなので、脇につっこむくらい道路脇に止めて置かなければ他の車が通れない。
とりあえず器材を一度おろして、奥の駐車場に車を止めることにしたら…。
何度か車の通行をよけている10分程度の間に、だんだん波が高くなって、うねり始めたとか。
そこでこんどは急遽、それでも潜る準備をしている他のダイバー(みんな、ベテランっぽかったかな)を横目に、志賀島へ移動することに。
しかも、当初予定していた志賀島のポイントより、さらに裏側に。
どうにでもなれ、って感じ。

恋の浦へは予定より早く着いたので、天気も悪いしさっさと講習だけすませて、近くの保養センターみたいな場所でシャワーを浴びた後、どこかで昼食を取るつもりだったのだが、恋の浦から志賀島迄という新たな移動時間が加わったため、今回も昼食はコンビニ弁当になることになった。
その、弁当を買ってもらうコンビニで、ふと空を見上げれば…雨が上がっている!?
どうやら今度こそ、潜ることができそうだ…。

車を路肩につけて、荷物を下ろす。
その荷物をさらに浜へ下ろす…の、だが…道なき道を行く感じ。
かろうじてロープが備え付けられているだけ。
タンクなどの運搬は遠慮させていただきました。

裏の方に来たせいか、海水浴客も他のダイバーの姿も近くには見えません。
海洋実習の1回目と2回目に別れて、早速潜ることに。

Serial Dive No.
3
Date
2003/08/16
Location
志賀島:福岡県福岡市東区
Weather Conditions
 
Wind
 
Air Temp.
 
Bottom Temp.
 
Water Conditions
 
Horizontal Visibility
 
Tide
 
Air Consumption
80kg/cm'
Bottom Time
 
Max. Depth
 

前回の二見ヶ浦に比べると、やっぱり透視度が良い。
イントラの姿も、バディ(今回は大学生)の姿も、よく分かる。
不安だったマスククリアはたいしたことなく、終了。
ホーバリングは、今回はうまく沈めなかったので重りを追加してもらったため、なんとなくクリアできた。

ファンダイビングでは、ヒトデ、サザエ、アメフラシ(小)、ウミウシ、クロウミウシ、アオウミウシ、キュウセン、スズメダイなどが見られた。
ウミウシってなんとなく変。
でも、アオウミウシの青はキレイだとおもった。
キュウセンは自分で見つけて、イントラに名前を聞いた。
スズメダイは、後日私の話を聞いた別のイントラが多分これだろうという写真を見せてくれて、決定。

あがってくると既に、1回目講習生が休憩に入っていた。
曇っているからスーツの上半身を脱いでいる人もいたけれど、私は脱ぐほど肌寒くはなかったので、着たまま。
私達が潜っているポイントより、もうちょっと裏の方で別の団体が潜っているようだった。
どちらにしても、今回は少なく、静かだった。

Serial Dive No.
4
Date
2003/08/16
Location
志賀島:福岡県福岡市東区
Weather Conditions
 
Wind
 
Air Temp.
 
Bottom Temp.
 
Water Conditions
 
Horizontal Visibility
 
Tide
 
Air Consumption
80kg/cm'
Bottom Time
 
Max. Depth
 

2回目の山は何と言ってもコンパスナビゲーション。
最初にバディがやって、次に私がやったのだが、二人とも1回は失敗してしまった。
なんでも、ちゃんと戻ってきたのだが、微妙に角度がずれていたことと、透視度が悪かったことが重なって、通り過ぎてしまったらしい。
器材脱着をしていると身体が流されそうになるし、環境悪すぎ…。
後からこのことを聞いた別のお客さんから、それだけ鍛えられたら少々のことがあってもパニックにならずに済むようになるよ、と言われて、楽観的にそう考えることにした。

魚は1本目に見たのと大体同じ種類だった。

志賀島の風景。
全然、志賀島らしくないけれど。
一応、金印が発掘されたのは
写真左手ポイントの周辺だそうです。

 

荷物が重いから、と思って父親に迎えに来てもらおうと思ったため、頻繁にショップに足を運んでいることだし、ログは後日つけることにした。
が、それは大きな失敗となっていまい、 その後イントラになかなか会えず、困った。

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