2003年8月30日=ファンダイビング

ノービス1を取得後、最初のファンダイビング料金は、ドライスーツ購入代に含まれているため、なるべく早く、絶対に行きたかった。
しかしノービス1の申請手続きに立ち寄った時、張り出されているツアー情報を見る限り、辰口で私が行ける日程の物がなかったため、8月は無理だと思っていた。
ところが、たまたま時間が空いて寄ったら、決まったばかりで張り出されていない辰口ツアーが31日にあるという。
まだ申込者は2人くらいしかおらず、日曜日でちょっと躊躇したが、最近仕事がずっと暇なので、大丈夫だろうと思い、申し込んだ。
参加費は確かにタダだが、重器材はレンタルなので、そのレンタル料金が\5250
これって、結構な負担だよねぇ…。

4、5日後、何気なく、近くを通りかかったとき偶然、声を掛けられる。
「辰口、いつにします?」
あれ?申し込んだ、よね?

「あー!そういえば!!」

どうやら、申し込んだものの、参加者リストに記入されておらず、既に定員になってしまっているとか。
キャンセル待ちまではしたくないし、9月にするかな、と思っていたら「土曜日はダメですか?」と、聞いてきた。
どうやら、日曜日の申込者があまりにも多くなったため、土曜日も催行するようになったらしい。
もともと、どちらかというと土曜日にしたかった私には願ったりかなったりだけれど。

さて、当日。
またまた天気予報に傘のマークが…。
朝の7時集合に行ってみれば、今回のイントラは、体験をやったときのイントラ。
私以外のお客さんは4人で、しかもみんなスポーツダイバーのライセンスを持っているベテランさん達。
迷惑だけは掛けたくないなぁ…。

Serial Dive No.
5
Date
2003/08/30
Location
辰口:長崎県西彼杵郡香焼町
Weather Conditions
曇り
Wind
北東
Air Temp.
28度
Bottom Temp.
28度(26度という説も…)
Water Conditions
波・小さい
Horizontal Visibility
4.5m
Tide
中潮
Air Consumption
150kg/cm'
Bottom Time
54min
Max. Depth
8.2m

最初から、躓いた。
借りたBCDのベルトが全てはずされていて、止め方が分からない。
イントラだけでなく、他のお客さんに聞いてもわからない。
仕方がないから別の物に取り替えたら、タンクを開けてみたら壊れていた、という始末。
私一人のせいで、エントリーがかなり遅くなってしまった。

エントリーは目の前の浅瀬(テトラポットの手前)から水面移動をしてからの潜行。
よほど私が不安材料なのか、イントラが手を引いてくださる。
楽でいいけれど、不安にさせてしまって申し訳ない。
まぁ、フィンを履くのも手間取っていたら、不安にならざるを得ないんだろうけれど。

さて、海中ではタンクを貸して頂いた方が、ガイドをしてくれた。
本当にこの海を知っている、という感じで、次々に珍しい光景を見せてくれる。
といっても、超・初心者の私には全てが珍しい光景なのだが。
その中でも、イントラも他のお客さんたちも夢中になっていた魚がイザリウオ。
私も見せてもらったのだが、黄色くて、間抜けな顔をしていて、かわいかった。

私が特に目を引かれたのはルリスズメ。
「スズメ」と名の付くくらいだから、どこにでもいるのかもしれないけれど、とにかくきれいな青色だった。

その他、後で教えてもらったものでは、ハコフグの赤ちゃん、クロダイ、ハナハゼなどがいたらしい。
他に、クラゲやウニ、ヒトデももちろんいたし、そういえば名前を聞き忘れたけれど、エビのようなものもいたなぁ…。

残圧が少なくなってあがってきてみたら、波がでてきてしまっていた。
エントリーした場所からだと、波に揺られすぎて岩から立ち上がるのに危険と言うことになり、テトラポットの反対側まで泳いでいき、そこからエキジットすることになった。
またイントラに手を引かれる私…。

テトラポットの反対側は、確かに波が少ない。
が、体力消耗した後では、なかなか思うように動けず、フィンを脱ぐとき、バディの力を借りた。
また、場所が変わったせいで石段を登りあがらなければならず、それもちょっと辛かった。
ベテランさんの言葉を借りるならば、こんな時、ボートが楽らしい。

お昼は途中で買った、コンビニ弁当。
今回はけっこう泳いだせいか、しっかりとお腹がすいていた。
食べている最中に身体(足)の周りを虫がたくさん通り過ぎていくのが気持ち悪かった。

Serial Dive No.
6
Date
2003/08/30
Location
辰口:長崎県西彼杵郡香焼町
Weather Conditions
曇り
Wind
北東
Air Temp.
28度
Bottom Temp.
28度
Water Conditions
波・小さい
Horizontal Visibility
7m
Tide
中潮
Air Consumption
140kg/cm'
Bottom Time
52min
Max. Depth
16.2m

2度目のエントリーは、最初にエキジットした場所から。
そこまでの道のりは、近いけれど、遠い。
何よりも、階段が怖い。
ただでさえ、手すりのない階段は苦手なもんだから…。

エントリーしてすぐ、イザリウオがまた、いたらしい。
喜んで写真をとるベテランさんたち。
わたしも最後にみせてもらったけれど、場所を離れるときに、上手く離れられなかったので…大丈夫だったかな?

珍しい物として、ウミエラという青い植物を教えてもらった。
普通は夜に咲く物で、昼間はひものように目立たない物らしいが、この時は1本だけなぜか咲いていて、青い色がきれいだった。

ウミトサカというものもみた。
形はなんというか…もこもこしていて、白いブロッコリーみたいな形かな?
ソフトコーラルの一種なのかな?

他に、タコ、クロダイ、アカエイ、ハナハゼ、オニカマス、アジコ(アジの子供)、チョウチョウウオ、ウミウシ、クマノミ、ネンブツダイなどを見られた。
他にもいたらしいけれど。
ちなみに私がその姿をちゃんと覚えているのは…タコ、アカエイ、チョウチョウウオ、ウミウシ、クマノミだけ…情けなさ過ぎ?

2本目は結構、上手に泳げているような気がしていたが、ラストの方になって、突然、身体が浮き始めてパニックになりそうだった。
中性浮力はまだまだ当分、大きな課題としてのしかかっていくらしい。

エキジットの時はまた、バディさんに迷惑を掛けてしまった。
片方のフィンを脱ぐのに手間取って居る間に、脱ぎ終わったフィンを持っていただいたのだ。
早く1人前にならねば…そのためにはもうちょっと、体力と筋力を付けなければならないのかもしれないと思った。

器材を片づけた後は、お風呂。
やっぱり、海からあがった後は、体中がべたべたするので、入りたい。
天然温泉に連れて行ってくれると言うから期待していたら、なんと長崎のコナミだった。
ま、確かに天然温泉だったけれど。
そ、それにしてもここのコナミは大きくてきれいで充実しているなぁ…。

入浴後はコナミに入っている居酒屋でうち上げみたいなものかな?
私も一口だけ、お酒を頂きました。
って、メインは飲み食いではなく、ログづけなんだけれど。
ログをつけている際に、2本目が16mも潜っていたことを知り、びっくりしてしまった。
本当はもうちょっと行こうとしたらしいのだが、そうすると水深が18mを超えそうなので(私のライセンスが限界水深18mなので)やめたらしい。

帰りの高速、福岡に入ってから雨が土砂降りだった。
都市高速に乗ったら、花火が見えた。
どうやら平和台で花火大会が行われていたらしい。
雨だったから人が思うように集まらなかったんじゃないかなぁ?
一番、良い席で見られた感じ。
車を降りたら、小雨になっていて、今回は一日、無事に過ごせた感じだった。

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