2003年7月20日=講習5回目(海洋実習)=

最初に予約する際、集合時間は9時頃と聞いていたので、前の日の土曜日にコンパを入れていたら何と、出発時間が7時、集合はその前となってしまった。
歩き回らずに早めに帰ってきたものの、帰り着いた時間が既に日付が変わっていたので、ちょっと寝不足。
ちょこっとだけれど。

で、初めての海である。

あいにくの天気、のようだが、とりあえず雨は降っていないので、良しとしよう。
今回のイントラは、何度か会話は交わしたことはあるものの、レッスンを受けたことはない人。
その他に、アドバンスライセンスを取るという方が、サブ(アドバンスの講習として)で入ることに。
講習メンバーは、海洋実習2回目であり、前回の貝塚プールで一緒になった人と、私と同じ海洋実習1回目で、同じく前回の貝塚プールで一緒になった子(高校生!!)である。
講習でなく、ファインダイビングの方は男性二人と、現地集合の夫婦1組に、ナビゲーターとして、イントラSが加わった。
途中、昼食(=コンビニ弁当&ペットボトルお茶500ml)を購入した所、くじ引きでジュースやらカップ麺やら全部で5〜6点、当たりました。
車の中から次第に見えてきた海の様子は静かで、期待が膨らむ!

到着してまず、荷下ろし。
私はせいぜい、タンク1本ずつが関の山。
あんな重いものを2本も担いで苦手な石の階段なんか、降りられません…。
男の人がいるって、楽だなぁ…と思ったことは内緒です。

さて、講習ダイバーは今回、Novice1の1回目クラスと2回目クラスの2組です。
そのうち、アドバンスライセンスを取る方は1回目のクラスの方に入るとか。
まずは2回目クラスの方が講習を受けられるため、私達は約30分間、待機となります。
待っている間に、普通の海水浴客が次々と増えていくのですが、すぐ隣で、30名程のスキューバダイビングの団体もやってきました。
というか、隣も隣、すぐ近くに来すぎて、はっきり言って迷惑。
ただでさえそんなに広くないビーチなのに、ビーチバレーまでされた日には…。
そうこうしている間に、2回目ダイバーが帰還。
次はいよいよ私達。

Serial Dive No.
1
Date
2003/07/20
Location
二見ヶ浦:福岡県糸島郡
Weather Conditions
曇り
Wind
Air Temp.
28度
Bottom Temp.
23度
Water Conditions
波・うねり
Horizontal Visibility
1.0m
Tide
中潮
Air Consumption
80kg/cm'
Bottom Time
31min
Max. Depth
4.2m

正直に言って、辛かった。
まず、なんと行ってもエントリー。
到着したときはまっすぐなルートがあったのに、海水浴客が目の前に場所取りを始めていて、迂回ルートを選択せざるを得なくなったのだ。
重い器材背負って…。
そして何が辛いって、とにかく視界の悪さ&波!
透視度が悪くて、4人で潜ったのだが、自分のバディ(=高校生ダイバー)以外が見えない。
だから必死で彼を見失わないようにしていた。
イントラは鯛とか見つけたらしいが、そんなものを探すゆとりは私には全くない。
そんなことしていたらきっと、迷子になっていただろう…。
(ま、迷子になりそうな時はアドバンスライセンスの講習生が助けてくれたかもしれないが。)
それから波も激しくて、インストラクターがデモンストレーションをしてくださるのを、じっと見ていることができないのだ。
まぁそれでも、心配していた耳抜きが無事にできて、他のレクチャーも無事クリアして、水中散策できたからいいけれど…。
泳ぎが下手で、砂を巻き上げてしまうのがつらい。
イントラがうにを見つけて見せてくれた。
うにの足なんて、初めて知った!
ちなみに、あまりの波の揺れに、高校生ダイバーは少し酔ったらしい。

戻ってみると、2回目ダイバーは海水浴客化していた(笑)。
2ダイブ目までの休憩時間はランチタイム。
ファンダイビングの2回目があがってくるのを待ちながら、先に頂く。
狭いビーチは、海水浴客とダイバーでまさにイモノコ状態。
しかし、天気は徐々に下り坂…。

ファンダイバーが戻ってきた後、講習ダイバーの2ダイブめが始まる。
今回も又、2回目ダイバーが先である。
待っている間に、どんどん悪くなっていく天気、とうとう、雨が降り始めた。
着替えや貴重品とかは全て、車に入れているから大丈夫だけれど…。
器材やバッグが泥まみれ。
帰りはバスなのに、どこか泥を落とす場所があるのか、不安。
降り出した雨に、現地集合夫婦は帰宅していった。
BBQタイムだった海水浴客達(少なくとも3組はいた)は…意地でBBQしている!
2回目ダイバーが戻ってきたときは、土砂降りになっていた。

Serial Dive No.
2
Date
2003/07/20
Location
二見ヶ浦:福岡県糸島郡
Weather Conditions
Wind
Air Temp.
27度
Bottom Temp.
23度
Water Conditions
波・うねり
Horizontal Visibility
1.0m
Tide
中潮
Air Consumption
50kg/cm'
Bottom Time
33min
Max. Depth
3.0m

インストラクターは「ここまで降ると、いっそ気持ちよくないですか?」なんて言っているけれど、私にそんなゆとりはない…。
1回目よりも悪くなった視界に、苦労しながら着いていった。

今回は、ダイビングテクニックの中で、最も基本的で、でも難しい「中性浮力」が最大のテーマ。
波にながされて、本当にできていたのか、不明。
でも、1回目より巻き上げる砂の量は少なかった気がする。
2回目は、何か毒のある魚を教えてもらったけれど、忘れてしまった。

緊急スイミングアセントの練習で浮上したとき、サーファーの方が近づいてきて、「流されていませんか?」と聞いてきた。
突然の波雨に、岩場の向こうに流された人がいる、という情報が入ったらしい。
後で聞いたところによると、実際は自力で戻ってきていたらしく、大丈夫だったみたいだけれど。
自然はやっぱり、侮ってはいけません、ということでしょうね。

海からあがると、雨は止んでいた。
シャワーを浴びて、器材を片づけて、撤収。
海に注ぐ川で器材を洗っている人もいたけれど、それまでの雨で流れが速くなっていて、私はちょっと近づけない。
なにより、水が泥水化しているように見え、キレイになりそうにない。
それでも、この器材を持ってバスに乗るのかと思うと…。
ショップの駐車場あたりにホースとバケツを置いてくれないかなぁ?

ちなみに、帰り道からみる海は、再び凪に戻っていた。
「Novice1の初ダイブにしては辛いダイブだったかも」と慰められるくらい、疲れた。
ショップに戻ると「ログブックをつけてください」と言われた。
キョトンとしていたのは、私と高校生ダイバー。
二人だけ、ログブックを持っていなかったのだ。
しかしこれは、これからダイビングを続けていく上で非常に重要なものらしく、慌てて購入(\1050)。
ログをつけていたら、「今回、おもりを4kgつけていたのだけれど、次回は3kgに」と言われた。
沈みすぎ、と言うことだろうか。
ま、重りは少ない方が海面で楽だからいいけれど。

あと1ダイブでいよいよ、Cカード申請だ!
さて、いつになることやら…。

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