2006年12月23日=ファンダイビング

前回の沖縄が、気持ちがノッてきた頃に帰らねばならなかったことがちょっと残念だったことと、かなり長い間、ドライスーツを着ていないことから、「引越が落ち着いたら近場でのんびりダイビングしたい」とリクエスト。
できあがったプランが「潜り納め延岡ツアー 花火つき」というもの。
冬の花火なんて初めてで、どちらかというと、そっちの方に心が惹かれていたりして…。
予定ではリーダー含んで女性4人と男性2人のツアーだが、前日になって、男性陣が仕事の都合で参加できなさそう、という連絡があり、少々がっかり。
女の子ばかり、というのも勿論楽しいけれど、やっぱり人数は一人でも多い方が楽しいだろうし。

12月23日

朝、5時の起床。
さすがに朝ご飯を食べる気にはなれず、顔を洗って、新聞に目を通していると、30分頃に「到着5分前にメール入れる」との連絡。
今回は帰宅時間が深夜になることもあり、家の近くまで、迎えに来ていただけるのだ。
なので、いつものキャリーはお留守番。
顔を洗い、器材をメッシュに入れてくつろいでいると、犬の散歩にでかける父親が「迎えに来て頂く場所(徒歩2分)まで運ぶの手伝おうか」と言ってくる。
だから期待したのに、待ちきれずに出かけられてしまった。
まぁ、犬の散歩と一緒にでかけたりしたら、犬が興奮してうるさく、近所迷惑になっただろうけれど。
6時前にメールが届いただめ、出発。
待ち合わせ場所で器材を乗せて貰おうと思って車の後部へ行くと、男性が一人、降りてこられる。
一人はやっぱり参加できなかったが、彼は参加できるようになったらしい。
よかったよかった。
かと思いきや、残り2人を別場所で待っている間に「自分はおまけですから…」って言っているし…そんな、拗ねないでよっ!

高速に乗って、大分経由で延岡へ入る。
前回と同じ延岡マリンサービスで、最近社員になられたばかりという、若いイケメン君をガイドに、ビーチで2本の予定。

ショップで軽くブリーフィングした後、車でポイントまで移動。
エントリーするには楽なポイントだけど、その分、車を駐車するのは、慣れてないと苦労しそうだよね(実際、していた…)。
さっそくセッティングして、再度確認のブリーフィングをして、エントリー!
ドライホースをBCに巻き込んでしまった…。
久しぶり過ぎて、ホースの事とか、空気の出し入れの仕方とか、忘れてしまっていたみたい。
とりあえず、どうにかこうにか準備して入水したけれど、前回はどうやって潜行したかなぁ?
それも忘れてしまったようなので、今回はヘッドファーストしようとしたんだけれど、1本目、潜れない。
潜れそうかな?と思ったら、浮いてしまったり…。
ウェイトを追加してもらって(最終的に7kg)、やっと、どうにかこうにか潜行できたけれど…でも、ヘッドファーストはやっぱり、苦手。
耳抜きのスピードと、潜行のスピードがなかなか上手くかみ合ってくれない。
多分、潜行にばかり意識が行ってしまって、耳抜きのタイミングが遅れるのだと思う。
もうちょっと、角度を緩くして潜ればいいのかな?
でも、角度を緩くする、ということは、潜行開始地点から潜行完了地点までが離れてしまうわけで、なんかちょっと不安なんだよね…。
螺旋状に回ったら良いのかな?
うーん、次回の課題、って言っても次回はまた当分先の話になりそうだけれど。

Serial Dive No.
61
Date
2006/12/23
Location

天神(魚礁):宮崎県延岡市

Weather Conditions
Wind
西
Air Temp.
11度
Bottom Temp.
19度
Water Conditions

Horizontal Visibility
10m
Tide
中潮
The amount of Pressure
120kg/cm'
Bottom Time
41min
Max. Depth
8.2m

海の中も、海の上も、予想以上に暖かく、アンダーに着ているものの上はもう1枚、減らしてもなんとかなったかな?
かなり快適、な程度。
1本目の折り返し地点(丁度自分のエアーが100になった頃)で一瞬、ひやっとはしたけれど。
それから、ドライスーツを着ると、いつもウルトラマンマークができる位置に頂き物のクッション(カイロが入れられるもので、50本記念品。真っ赤なハートの形)を入れたら、これがもう、すごく楽!!
いつもは胸が痛くなって空気を入れるんだけれど、今回は足がきつくなってからで済んだ。

海の中は、思ったより透視度が良くて、視界が広いのが嬉しい。
天神ポイントの中でも、 エントリーポイントから近い所で、メインはフリソデエビ。
の前に、ツノダシやキビナゴがたくさん。
ツノダシとか、ほんとすぐ側を泳いでいるから、アップでカメラにおさめられるかな?と思うけれど、やはり彼らの泳ぐスピードにはついていけない。
あとは、ウツボとか、ミノカサゴがいたかな。
で、最後の最後にそのメインのフリソデエビを見せていただいて写真に納めたんだけれど…こういう時にカレントフック使うのかな?
でも使っても、身体はブレそうだけれど…。
エキジット直前頃、フィンにまともに水を当てすぎたのか、左足の甲〜指根本が攣る直前の状態になってしまった。
この部分、水泳の時も攣りやすくて、癖になってしまっているんだよね。
常に用心はしているんだけれど、ドライの時のフィンがちょっと大きいため、この部分に負担がかかりやすいんだよね。

1本目、メンバーの一人が水没してしまった。
潜る前、ドライスーツの首周りに不安はあったようだけれど、脱いでみると穴があいていたようで、ほぼ全身水没。
むっちゃ、辛そう…。
とうとう、2本目、キャンセルしてしまった。
ドライスーツも消耗品だし、いつかは自分も、そういう運命になるんだろうなぁ…。
できれば、今回並に暖かい日であってほしいものだけど、こればかりは…日頃の行いが良いとは、決して口が裂けても言えないからなぁ…。

昼食を取った後の2本目は最初のポイントより移動して、イザリウオ狙い。

 

Serial Dive No.
62
Date
2006/12/23
Location

天神(外堀):宮崎県延岡市

Weather Conditions
Wind
西
Air Temp.
14度
Bottom Temp.
19度
Water Conditions

流れ有り

Horizontal Visibility
5〜6m
Tide
中潮
The amount of Pressure
160kg/cm'
Bottom Time
54min
Max. Depth
9.3m

移動中、ドルフィン打つとやっぱりちょっと左足に違和感があったため、多少あった流れにできるだけ乗ってみることにした。
すると、昔の活動映画っぽい動きで、それはそれで楽しい。
休憩中にちゃんと伸ばしておけば良かったんだろうけれど、すっかり忘れていたので仕方がない。
ついでにいろんなキックを試してみることにした。
その結果、ブレのウェッジキックもやったけれど、フィンの大きさのせいか、方向に気を付けないと重たいことがわかる。
けど、ドルフィンより楽なときもあって、流れの関係かな?
方向変えたい時はやっぱり、片足に負担がかかりやすいなぁ…もっと重心で移動できればいいんだろうけれど。
そうやって勝手に遊んでいたら、後で大分への移動中、リーダーから「辛そうだった」と言われてしまった。
うーん、やっぱり負担がかかっていたのかな?かばった泳ぎしていたかな?

移動中の透視度は良いとは言い難かったんだけれど、砂地は良くてきれいだった。
多分、13〜14mくらいかな?
ツアー目的の一つであるイザリウオは見られなかったけれど、かわりに、珍しく自分でウミウシ発見。
アオウミウシで、まぁ、珍しくないと言えば珍しくないんだけれど、自分で発見できたことが珍しいことだったので、記念撮影はしてみた。
見つけたとき、最初は何かのゴミ、かと思ったんだよね。
あとは、シマヒメヤマノカミとか、チャイロマルハタを見せていただいたかな?

それから、エキジット寸前、リーダーにユビノウハナガサウミウシを見せて頂く。
せっかくなので写真に納めようとするが、浮上してしまって降りられない。
ウェイトをもう1kg頂いて、なんとか。
留守番していた子に、ちらっと見せて、海に戻してあげた。

2本終わったあとは、速攻で店へ寄って、“ぽかぽか温泉 五ヶ瀬の湯”へ行って温まり、今度は高速で別府まで移動。
“クリスマスHanabiファンタジア”で、花火を見る。
駐車スペースがなかなか見つからず、リーダーと別れての行動になってしまったのが、ちょっと残念。
だけど、開始数分前でも結構、良い場所から見られた。
そして思っていたよりも気温が高く、音楽に合わせて(あってない時もあるけれど)上がる花火がきれいで最高。
花火をこんなに間近で見たのって一体、いつ以来だろう?
思わず、興奮。
ただ。
真後ろで見られていた夫婦の旦那さんが、煙草を吸われていて、しかもその煙をまともに吸い込んでしまったのには参ったけれど。

閉店間際の別府のSAで夕食を食べて、サイン付。
一番後部座席と場所をチェンジして、携帯に試しで入れていた音楽聞きながら帰福。
朝、フル充電していたせいか、ずっとならしていてもまだ、バッテリーが保っていた。
最近の携帯は凄いのね。

最後の最後、迎えに来ていただいた場所で降ろしてもらったんだけれど、そこから自宅までの坂道がゆるい上りで、たった3分ほどの道のりとはいえ、かなり乾いているとはいえ、濡れた器材を抱えて帰るのが、実は今回のツアーで一番、辛かったかな。
力のある右肩の調子がいまいちだったしね。

翌日曜日、仕事が休みで、しかも微風がある程度の良い天気で、器材を思いっきり洗って、コンクリート打ちした駐車場が、車2台分の広さがあり、そこに広げて干せるのが嬉しかった。
外で水が使えないので、風呂場で洗った後、というのがちょっと大変だけど。
来年はどこに行って、どんな人に出会い、どんな風景を見ることができるだろう?

おわり。

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